スターウォーズのサントラ曲にまつわるエトセトラ
2019年、エピソード9公開予定だし、とある舞台の新作も発表されて、なんていうか、全体的なオタク引退を真剣に考えてしまいますね。(不穏)
はい、というわけで、推し事がはじまらねぇので、映画の話します。
このタイトル観たとき「ウッソ何で!?」って嬉しかったし、エントリー読んでも、「わkkkkkkkkkkkkkkkkkっかる…(引用スター連打)」ってなりました。みんな読んでください。
単純girlなので、自分の好きなものについて喋ってる人がいたら、つられちゃいますよね。つられました。というわけで、わたしもスターウォーズについて何かしゃべりたいなって思ったんですけど、テーマもなくて困ってました。喋りたいのに喋れない。で、わたしがスターウォーズで何が好きかな?って考えたときに、ジョンウィリアムズの音楽がめっちゃくちゃに大好きなので、特に好きなサントラ曲を挙げながら、それにまつわる話をとりとめもなく話していきます。まさに「わたしが読みたいブログを書く」なので、多分わたし以外の人が読んでも面白くないと思います。だから「面白くないんですけど!?」っていうクレームを貰っても困ります。だってそういうもんだもん。カレー食べて「辛いんですけど!?」ってキレる人いないじゃない?そういうことです。
曲の話してると思ったら、突然本編の話したり、設定の話したり、飛躍に次ぐ飛躍です。君は、ついてゆけるだろうか。わたしの紡ぐ話のスピードに。
- ・STAR WARS Main Title
- ・The Force Theme
- ・Princess Leia's Theme
- ・Cantina Band
- ・The Imperial March
- ・Throne room
- ・The Battle of Hoth
- ・Victory Celebration
- ・Duel Of The Fates
- ・Augie's Great Municipal Band
- ・Across The Stars
- ・Battle of Heroes
- ・Rey's Theme
- ・March Of the Resistance
- ・おわりに
・STAR WARS Main Title
字幕がヴァーーーーーってなるときの曲。多分、この曲をオススメされるときは、20世紀フォックスのファンファーレとセットでオススメされると思います。だって、これが無いと「スターウォーズ観るぞ!」感が湧きませんからね。
この字幕ヴァーーーーで、他の映画の2時間分の情報量があるとか、話の80%のクライマックスから映像にできてるとかって話を聞いたことがあります。ちなみにわたしが好きなヴァーはエピソード3の「War!」です。
わたしは音楽の授業で扱う楽器ぐらいしか演奏できないんですけど、吹奏楽やってて、特定の楽器に超思い入れある人が聞いたら感動するんじゃないかな。そのぐらい、どの楽器も魅力ある音を出してる。音痴のわたしでも鼻歌できるぐらいユニークなメロディと、重厚なのにしつこくない音の重なり方が天才だなぁって思います。
・The Force Theme
静かな強さがあって、まさに目に見えないフォースそのもの。
エピソード3でオーウェンとベルーに抱かれた赤ちゃんルークが、タトゥイーンの2つの太陽に照らされるシーンは最高のエクスタシーですよね。
タトゥイーンという外縁(アウターリム)の辺境の、過酷な環境から抜け出したいルークの想いって、なんとなく分かるんですよね。どちらかというと、わたしはルークの友達のように、進学や就職で田舎を抜け出した側でもあるんですけど…。エピソード4で、「あと1年、農業やってくれ」って言われてキレるルークを観て、幼い頃は「そこまで怒る?」って思ってたんです。でも、あれは怒るっていうか…がっかりするよなぁって思ったし、何冊かの本にも書かれていたように、公開当時から世界中にいた田舎でくすぶる若者は、きっとルークに共感しまくったんだろうなって思いました。
一方、レイは、割と自分の意思でジャクーにいましたね。(過去形)(エピソード8で解決した模様)
エピソード7で雪に埋もれたルークのライトセーバーを引き寄せるシーンでも流れると思うんですけど、あれは…良いですよね。エピソード7、めちゃくちゃ好きで…。レイが好きなんですよね。
エピソード3ではこの曲でエンディング入ります。
・Princess Leia's Theme
何年か前、フィギュアスケート女子シングル宮原知子さんがフリープログラムの一部に取り入れられました。
すごく綺麗だから、この音楽のレイア姫はチューバッカのことを「歩くじゅうたん」なんて言わないし、ジャバザハットのことを絞め殺さないと思います。
エピソード3のレイアからルークに切り替わるつなぎの音がオルゴールちっくで絵本のページをめくるような興奮があります。
・Cantina Band
これ演奏してる中に、鬼道有人みたいな宇宙人いて好きです。スチールドラムっていうんですか?ほにゃほにゃネシアみたいな音楽が雰囲気出てますよね。
酒場でハンソロが早撃ちするんですけど、修正版では同時撃ちになってて、オリジナルはハンソロがちょっと先走ってるらしくって笑いました。このあとストーリーの進行に合わせて、借金まみれの密輸業者から、正義のヒーロー(の補佐)になっていく彼に、そういうセコいイメージをつけたくなかったという解説を読みましたが、いや、彼、そういうセコいところあるよ。エピソード7で、色んな業者からお金借りまくってて追い詰められてたじゃないですか。
この銃撃騒ぎで一瞬、演奏が止まるのに、すぐに何事もなかったかのようになる酒場の治安悪すぎてヒュ~~~!!ってなります。
・The Imperial March
言わずと知れた「あの曲」。テニミュの氷帝戦のサブタイが「The Imperial Match」なのはコレのもじりだと思ってます。
帝国に対する思いも、アナキンへの想いもめっちゃありすぎて、ここで文字出力することを諦めました。でも絶対みんな聞いてね(強制)
・Throne room
フォースのテーマに重ねるように歯切れの良い音が差し込まれ、凱旋行進曲のようになっています。後半にはメインテーマからのメロディが聞こえて、エピソード4のエンディングであることをうかがわせます。
ピッチが安定してない感じが味があって好きです。田舎の青年と密輸業者とウーキー族が、お姫様から勲章をもらう、クラシカルなシーンです。ところで、レイアの故郷・オルデラーンは木っ端微塵になってるんですけど、それでも彼女は姫なの?って純粋に疑問でした。でも、レイアの母親が(元ナブーの)女王だったので、姫って呼んでもあながち間違いじゃないなって自己解決しました。…ということは、ルークはプリンス?やべー。
エピソード4はこの曲でエンディング入ります。
・The Battle of Hoth
これは音楽そのものというより、帝国の偵察機や、ブラスターの音を重ねて聞きたくなります。
ニンテンドー64のスターウォーズのゲームで、このホスの戦いを再現する箇所があるんですけど、まぁ〜AT-ATの足にケーブルくっつけるのが難しいし、攻撃されないように巻きつけるのが難しい。何回ケーブルを千切ったことか…。
エピソード5って見るたびに「えっ?こんなに反乱同盟軍って負けてたっけ?」ってびっくりするぐらい、ず~~っと劣勢。サブタイが「帝国の逆襲」ってなってるように、帝国やるじゃん映画。でも決定的につぶせない、帝国の詰めの甘さなが惜しい。右腕切り落とされて、ベイダーから「わたしがお前の父だ」って言われて絶望するルークは見ててキツいけど、いや……ルークお前……なんとなく察してたやろ……とも思います。有名なハンソロアルフォートもエピソード5で登場します。っていうかエピソード6はエピソード5見てないと100%ついて行けないですよね。
話をホスに戻して。この時に出てきたAT-ATが壊れた状態で、ジャクーにあるのマジでエモいというか、「うわわわわ」ってなったし、レイが同盟軍のヘルメット被ってごはんもぐもぐするところはマジでエモかったです。ヘルメット被ったレイ、ジェイクロイドのアナキンに似てたんだけどな…。ジャクー脱出するときに、廃船になったスターデストロイヤーをミレニアムファルコンで潜り抜けるところは脳汁ドバドバ出ます。
・Victory Celebration
イウォークがくるくるまわって、幽霊が召喚される曲。
現在流通しているバージョンでは、皇帝(パルパティーン)がデススターⅡの燃料となり、帝国の支配からの解放を喜ぶそれぞれの星が映し出されます。時系列でいくと、エピソード3でパドメのお葬式シーン以来のナブー!!コルサントでは皇帝のバカでかい像が引き倒されるんですけど、なんていうか、「皇帝って意外と俗っぽいことするんだな」とほっこりしました。
ルークはオビワンとヨーダとは面識ありますけど、ヘイデンクリステンセンのアナキンとは面識ないはずですよね?知らん幽霊がボヤ~っと見えてたら絶対怖いのにニコニコしてるルークが逆に怖い。そもそも、オビワンとヨーダは、クワイガンの冥界通信教育受けてたから幽霊になれたけど、アナキン何もしてないじゃん?無我の境地を素で使える跡部様みたいなものなのかな?さすが選ばれし者だ…。
イウォークの中で、金ピカの3POが神様扱いされてるのがめちゃくちゃ最高だし、神様への捧げものとして、丸焼きにされそうだったハンソロが最高でしたね。焼きアルフォート。
エピソード6はこの曲でエンディングに入ります。
・Duel Of The Fates
一般のテレビ番組のBGMにもよく使われるコレ。
ちょっとした自動ドアの向こうでオビワンごっこするじゃん?しない?日本語吹き替え版のほうの「マスタァァアアアアアアア!!!!!!!!!!!」って、叫ばない?叫ばないの?偉いね。
エピソード2で、タスケンレイダーからシミ(母親)を「いざ助けん!」とする*1スピーダーでかっとばすアナキンもこの音楽背負ってましたね。確かにこの一件が無ければ、アナキンがパドメに対してあんなに執着することもなかっただろうし、アナキン自身も自分の中の残虐性に気付かなくて済んだよね。運命だなぁ…。
同じリズム・メロディが繰り返される緊張感と、重なる人間の声が、聴いている人に「なんかヤバい」感を植え付けています。
・Augie's Great Municipal Band
「これスターウォーズや~!!」ってなるシーン*2でかかっている曲。グンガンが演奏していることになっています。
先述のThrone roomやVictory Celebrationのシーンを彷彿とさせます。クワイガンの火葬のあと、アナキンを弟子にとったオビワン。二人ともちょっと凛々しくなっています。
アミダラ女王から光る玉を受け取ったグンガンの首長ボスナスが「PEACE!」って宣言するんだけど、視聴者みんなナタリーポートマン見てるんですよね。観てない?なんで?
エピソード1ではこの曲でエンディング入ります。
・Across The Stars
5秒で泣く。
アナキンとパドメがめちゃくちゃ好きなんですよ。もう、好き。まずアナキンが5個下なのが可愛い。
初対面での会話がヒドくて最高。「お姉ちゃん、天使なの?」「あなた奴隷なの?」って何?アナキンが跡部様だったら「面白い女だ」っていうイベント発生してたじゃん?しなかったけど。でも、ナタリーポートマンだもん。そりゃ「天使なの?」って思うよね。
約10年後の再会で、ドキドキソワソワしてるアナキンめっちゃ可愛いし、別に怒るでもなくむしろちょっとからかうオビワンがめっちゃよき。ジェイクロイドからヘイデンクリステンセンに役者が変わってるから、約10年経ったから、パドメからの認知が切れてたことに不満なアナキンめっちゃかわいい。「僕は忘れたことなかったのに!」って、…オタクか?
ナブーの草原で、愉快な生き物から落馬(馬?)したアナキンが、パドメに構ってもらいたくて立ち上がれないフリするじゃん?なんやかんやあって、アナキンとパドメが草原ゴロゴロするやつめちゃくちゃ憧れなんですけど、そもそもナブーに行けないので無理でした。あとわたしがナタリーポートマンじゃないのも課題。
ジオノーシスで、「今から処刑されますよ」ってタイミングでチュッチュする2人開き直りすぎて好きだし、あれ絶対オビワンから見えてたよね。アナキンがかわいい凶暴なクリーチャーを手懐けてバイクみたいに跨って、アナキンの後ろにパドメが飛び乗って、挨拶のチュッ♡をするんですよね。で、そのあと、アナキンがオビワンを助けに入って、パドメの後ろにオビワンが飛び乗るんですよ。……その流れで、なんかパドメとオビワンもチュッ♡ってしそうなんですよ。しないんですけど。でも、オタクカルチャーに理解の無い母親も、「これはチューするかと思った」って言ってたので、多分しました。(?)
機械の腕になったアナキンと、パドメが神父とR2と3POしか知らない結婚式を挙げるのがめっちゃしんどいです。だってこの裏では、クローン兵が量産・配備されていよいよクローン大戦がはじまっていくというのに…。
ムスタファでの2人の離別はつらかったですよね…。あんな結末になったけど、わたしの結婚式もこれ流してほしい…。結婚する予定1ミリもないけど…。
ナブーの豊かな自然をイメージした美しく青き死に装束のパドメの手には、寒い宇宙で独り淋しさと戦っていたアナキンが贈ったお守りが握られているのが答えだよね。うん。
エピソード2ではこの曲でエンディング入ります。
・Battle of Heroes
何で読んだかすっかり忘れましたが、「青と青のライトセーバーがぶつかる悪夢」みたいなことが書いてあって、めっちゃ納得しました。シスの赤いライトセーバーに対して振るわれるべき、ジェダイの青いライトセーバー同士が戦うなんて…最悪の展開じゃないですか…。
エピソード3の特典映像で、ムスタファの戦いは時間経過順には撮っていないので、ボロボロの衣装と、ピカピカの衣装をそれぞれ用意していたという話が好きです。あと、本物の火山の噴火の映像を合成したという話も好き。
オビワンが、双子を身ごもってお腹が大きくなったパドメに対して「父親はアナキンですね?」って断定してくるシーンが全然笑えないんだけど、ンッフフってなってしまいます。オビワンそういうところある。
あと、コルサントの議会で、ヨーダとパルパティーン(ダースシディアス)が戦うところでも流れています。パさんが元々ナブーの議員っていう経歴がめっちゃヤバくないですか?パさんがヨーダに対して「緑の小さな友人」って呼びかけるところがめっちゃ教育番組っぽくてすごく和みます。
オビワンが「地の利を得たぞ!」って言うんですけど、英語でも「I have the high ground.」なのでまあ…ソウダネとなります。中高生時代は、文系クラスなのに学年でも最下位を争うぐらい英語が苦手で嫌いだったんですけど、「be over~.」で「~が終わる」っていうのは、「It's over Anakin.」で学びました。英語嫌いのわたしが唯一馴染める英語がスターウォーズなんですよ。英語が嫌いすぎて、英語の長文とか見てると脳が強制シャットダウンかけてぐっすり寝ます。
・Rey's Theme
ンモ~~~~~~~~~~~~!!!!!!レイはね~~~~~~~~~好き!!!!
レイがジャクーでどうやって暮らしてきたのかっていう「レイのサバイバル日記」という児童書があるんですけど、「レイ!!!!!!!!!!!!!幸せになってくれ!!!!!!!!!」って言いながら読むしかないんですよね。アナキン・ルークと同じ砂まみれの惑星で暮らしていたのに、なんていうか、精神が強いところが好きです。アナキンは母親と、ルークはおじ夫婦と暮らしていたし、二人ともそれなりに友人もいて、人間関係は二人の方が豊かだったはずなのに…なんでレイはあんなにしっかりしてたんだ…好きです…。レイが崩れたのも、自分の両親はジャクーに帰ってこないとカイロレンにハッキリ言われてしまったときぐらいじゃないですかね?っていうかカイロレンがグラグラすぎて、お前さん早うライトサイドに戻っておいでって言いたいですよね。ンモ~~~~~何してんのォ……。
エピソード7は、この曲みたいな全体的に漂うハリーポッター臭が「ちょっと…」と思っていたんですが、2回目観たときは「今までのスターウォーズもこんなもんやったな」と腑に落ちたし、いわゆるハマった状態になりました。
・March Of the Resistance
進化を続ける『STAR WARS』の世界に追いつき追い越せ、この音楽の力!
エピソード7で水しぶきを上げながら、劣勢のハンソロを助けに来るレジスタンス機の頼もしさ!!このシーンのために映画館に行ったといっても過言ではないぐらいです!嘘です過言です!
スターキラー要塞に着陸して「サムイヨ~」って訴えるチューバッカが可愛いとか、おじいちゃんに追いつけないかもって怯えてるカイロレン可愛いとか、色々あるけど、ハンソロが死んだのがキツい…。結末分かってるんだけど、「いや、今日はベンくんのご機嫌が良くて、ハンソロ死なないかもしれない!」って思いながら観てるからさ…毎回凹む。
カイロレンがハンソロに対して、「何をすればいいか分かっているが、出来ないでいる」って涙ながらに訴えるところあるじゃないですか。あれはハンソロを殺すための工作だったんですけど、あれ絶対にアナキンも同じこと思ってたよな~って考えながら観てます。そして泣く。絶対アナキンもあのマスクの下で、そうやって取り返しのつかない自分の罪に押しつぶされそうになったことあるはずですよ。
・おわりに
エピソード9が、いよいよ今年公開予定ということで、オラわくわくすっぞ!状態なんですけど、ちゃんと終わるのかなぁという不安でいっぱい…(笑)新三部作世代のわたしにとって、「終わりが見えない三部作」って初めての経験なんですよ。旧三部作も公開されてビデオも出回っていたころだし、新三部作は「アナキンがダースベイダーになる」っていうゴールが決まっていたし。
レイもカイロレンもどっちも幸せになってほしいと思っています。
とりあえず、9の前に8をちゃんと観ておかないとなぁって思いました。劇場で1回観ただけじゃ何も覚えてないや…。競馬場みたいなところのシーンはワンピースの映画のグラン・テゾーロと記憶が混ざりまくっててヤバいです。
アナキンがめっちゃ好きなので、アナキンのことを尊敬しているカイロレンくんももちろん大好きです!だからカイロレンくんには幸せになってもらいたい!でもシスだから多分死んじゃうんだろうな…つらいな…。
そんな感じで、わたしが今出せる「スターウォーズ観」を出してみました。レイ三部作の制作・公開で、書店でも関連の本を見かけるようになって、うれぴよです。イコール積ん読が増えてるんですけどね。
所詮ブログは自己満。お付き合いいただきありがとうございました。
それじゃ。
勝ったモン勝ちや! テニミュ青学VS四天宝寺 感想
来たで~日本青年館!!
てなわけで、ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン 青学vs四天宝寺 東京公演、お疲れさまでした!!
地方・凱旋で初見という方もいらっしゃると思いますが、ネタバレの範囲が分からないので、何も配慮しません。
あ、円盤予約しました。
運命の日Ⅰ
テニミュニュースを更新しました!
— ミュージカル『テニスの王子様』公式 (@TennimuNews) September 4, 2018
ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン 青学vs四天宝寺、開催決定!
https://t.co/UPPY2wDxRA #テニミュニュース
いやぁ……。……なんだろうな、あの日の空気はな……「形容しがたい」「得も言われぬ」TLでしたね……。
渡邊オサム役 碕理人
……ねぇ。(私信)
早バレでうっすら出回っていた情報ではありましたが、ジャンプ発売日にね……。早バレは見たい人だけ勝手に見てればいい派なんですけど、早バレを見た感想を匂わせっぽくTLに流す情強()ぶった人は嫌いです(笑)
キャストコメント動画見て、碕さんが「ただただ普通に嬉しいです」って話されていたのが……もうね……涙を誘うわけですよ。
誠に勝手ながら、『つはもの』千穐楽で『巴里』発表されたときのわたしと重なってしまって、わたしもしんどかったです。
どうなるんやろ、大丈夫かなってハラハラしていましたが、実際公演を観て、あの感想が出てきたのなら杞憂に終わったというわけですよ。杞憂でよかった。
運命の日Ⅱ
【本人】#ミュージカル封神演義 の稽古へ行って参りました。
— 荒木健太朗official【公式】 (@borntobemild825) December 8, 2018
ジモッティの将と8年ぶりに共演出来ることがマジ嬉しいす!
そして、あっくんともやれるー!
で、その後また違う現場へ。まさか自分がこの作品に携る日が来るとはなぁ。フレッシュで熱い現場です。
いつか発表できるかも^_^ pic.twitter.com/o99ZKtGnjm
このツイートのとき、ちょうど友達と会ってたんですけど、動揺のあまり10回ぐらいこのツイートを音読していました。わたしが。なんかこう、噛みしめるというか、状況を整理するとき、声に出すじゃないですか。工藤新一くんとかも。
まさか自分がこの作品に携る日が来るとはなぁ。フレッシュで熱い現場です。
その友人は「テニミュじゃん!?」って言ってたし、わたしも「テニミュだよね!?」って思いました!何役かな?南次郎かな?って推理してたし、なんなら「ミュージカルテニスの王子様公式ホームページをご覧のみなさんこんにちは!越前南次郎役荒木健太朗です!」も5回ぐらい言いました!!(自白)
’でも、テニミュがこんな雑な匂わせ(?)を許すのかな?と疑問に思ったし、発表できない可能性も無きにしも非ずだったので「テニミュじゃないかもしれない」運転に入っていました。
【訂正】
— 荒木健太朗official【公式】 (@borntobemild825) December 13, 2018
大変失礼いたしました!学校名の漢字間違っていました(;o;)四天宝寺です!改めてお詫びいたします。 https://t.co/Len419cCLI
かーらーの!コレ!!
えぇ……まさかのそういうことだってばよ……。だって、もっと…もっと、頼みやすい人いたじゃん!!上のツイートのジモッティの陳内将さん、めちゃくちゃテニミュOBじゃないですか!!
わたしのTLがめちゃくちゃ緑化されました。エコロジーTL。
急いで譲渡ツイート探しまくって、なんとか1枚押さえました。機動が長谷部。
そして迎えた、公演当日。
四天宝寺VS不動峰(準々決勝)
神尾・石田(弟)が、必死に食らいついてるのを見て、まず泣きました。その前の、金ちゃんが伊武くんを1球でK.O.したって言ってるのを聞いた時から、不動峰に全力感情移入してたんですけど。
不動峰の、頑張り屋さんな後輩たちが、傲慢な(でも中高の部活にはありがちな)先輩たちからいじめられて、そこに橘さんがやってきて……というストーリーが刺さるんですよね。どのチームも勝つためにものすごい努力をして、全国大会まで出場しているわけですが、不動峰の努力って、青学や立海とは少し質の違うところがあって。派手な必殺技とか、華やかなプレーはないけど、不動峰というチームの物語が、この年齢になってすごく沁みました。
で、冒頭の神尾・石田ペアに、忍足(謙)・石田(兄)ペアを当てられてて……。言葉は悪いけど、いわゆる「上位互換」ってやつじゃないですか。作者から割り当てられた才能の差なのかな…と、この時すでにボロ泣き。
……そこに橘さん。「もうよかばい」
もうね、恋!これは恋ですよ!全世界が橘さんリアコ♡になったわこりゃ。
橘さんVS千歳観ながら、「あ、これ円盤買お」って思いました。もうね、いい仕事したんですよ、荒木さんが(?)。弟が買っていた原作マンガをパラ読みした記憶しかないんですけど、テニプリの九州弁って、だいぶしっちゃかめっちゃかじゃないですか。実際、ミユキちゃんとか獅子楽とか、わたしの記憶から抹殺されてるレベルでアレでしたし。でも、そのリアリティって、当時のジャンプ編集部が「必要ない」って判断した部分なわけです。雰囲気だけ伝わればオッケーみたいな。毎週締切の過酷な環境で、そういうチェックって不可能だし。
聞きながら、「これ、わたしが九州ネイティブだから分かってるだけで、他の人たち分かるのかな?」って思うレベルで、橘さんと千歳が流暢に九州語をお話になるわけですよ。それはもう、客席でニヤニヤしちゃうぐらいに。
橘さんリアコで、千歳の腕がルフィみたいに長くて、もう「あ~~~~カッコイイ~~~~~~」って沸いてたんですけど、ふとした瞬間に聞こえるかなりキツめの九州弁にフフってなるジェットコースターが良かったですね。
千歳がセリフ量が多かったからそう聞こえただけなのかもしれませんが、多分、ミュの比嘉も参考にしたんじゃないかな?っていうぐらいイントネーションがヤバいです。一応九州も本土のほうですからね。
あ~引っ張られそう。
創部2年目で、3年生1人、残りは未熟な2年。誰か怪我したら即OUTのチームが、全国大会に出場して、ベスト8にまで上り詰めた。「少年漫画」のターゲットであろう「少年」は強くてかっこいいリョーマに憧れるんだろうけど、周りの環境や無理解な人たちに囲まれた逆境を言い訳にせず、「全国大会」を目指してきた不動峰の物語が、「何者にもなれなかったわたし」の心に迫ってきました。『ハイキュー!!』でも言及されているように、ある程度上位の学校って、繋がりがあるんですよ。練習試合組んでもらったり、場所の貸し借りとか。橘さんは強い選手だけど、九州から離れた東京にそういうコネクションってほとんどなかったと思うんです。それでも、ひたすら自分と、可愛い後輩たちの力を信じて、戦ってきた彼の2年って、もしかしたら、「何者にもなれなかった人」が一生で経験するよりも多くの辛酸を舐め、爪を泥で汚してきたんだろうなって思いました。
……すごいな、まるで不動峰が好きな人の文章じゃないですか。
青春学園VS四天宝寺
自分が方言ネイティブなのもあって、創作に出てくる関西弁とかズーズー弁とか、いっちょん萌えんとです。そいば克服したとは細谷さんの広島弁に癒さる『この世界の片隅に』っちゅー映画やったわけですけど、まあつまり、四天宝寺中学校自体にそこまで思い入れってないんですよ。この試合のオーダーすら忘れてたぐらいだったし。
S3不二VS白石
エエエエエエエエ『エクスタシー』だぁあああ……!!めっちゃ軽快なPOPアレンジがされていて、すでにドリライ会場でした。心の中でめっちゃ黄色と緑とピンクのサイリウム振り回しました。白石が「パワー」と「パーフェクト」で力む歌い方をしていて、「あぁ、白石ってそういう一面もある人なんやな」と思いました。綺麗だけじゃないんだね。間奏のセリフも完璧に覚えてた自分キモいなって若干引きつつ、生エクスタシーにエクスタってました。
正直、こんな一方的にボコられる不二を見ててつらかったです。こんな不二の姿を見て、裕太くんはどう思うのかな?って考えてしまったから。
不二が、「負けない」って歌うんですけど、それは「白石に」と、「自分に」の2つの意味があるように聞こえました。不二って、ビスケに怒られた頃のキルアみたいに、優秀であるが故に相手との力量差を感じ取ってしまって、そこに合わせてプレーをしてたんだと思います。そんな不二が、「青学を勝たせたい」って立ち上がる瞬間ね、泣きますよそりゃ。えぇ、もう。
トリプルカウンターがそれぞれ進化して、百腕巨人の門番が爆誕!返球が絶対にネットを超えない状況でも「チャウチャウとちゃうんちゃう」と冷静に反撃の一手を詰めていく白石!知ってたけど!展開知ってるのに、目の前で観るとグワァアア!!って興奮しました。ネットを超えられるように返球できた白石が、今度はわざとコードボールを狙って不二を追い詰めるんですよ!!(そうだね)なんかもう、この試合が熱くなくて何が熱いんだ!?ってぐらい熱闘甲子園でした!!
そのあとベンチでずっと不二はうなだれているんですけど、あれ多分以降の試合見えてないよね。
D2海堂・桃城VS一氏・金色
かなり昔の「ジャンBANG!」で、アッキ~ナが「テニプリだと金ちゃん(遠山金太郎)が好き!」と言っていたのに対して、アメリカザリガニが「あ~この子?」と金色小春を指していたのが今でも記憶に残っています。ハイパー愉快だった。
登場がいきなりアナ雪で、円盤収録がかなり心配なんですけど、大丈夫なんですかね?あそこだけモザイク処理+ピー音だったら逆にめっちゃ笑えるので、よろしくお願いします。
海堂と桃城が、お互いが最高のライバルだと思っているから、常に意識し合って、ダンクとトルネードスネイクを打てるっていう……ね。(同意を求める絵文字)そういうのが好きじゃない人、おる?(反語)
っていうか小春もめっちゃ頭いいんだから、足みなよ足。あんな足の細い桃城がおってたまるか。
S2河村VS石田
ダッシュ波動球が一式波動球と同程度…という絶望感。百八式の意味を瞬時に理解する手塚めっちゃよかった。「108レベルまで」って言い換えてくれてありがとう。まあわたしらみんなこの試合のこと知ってるけど。
不動峰に対して「最後まで試合できる人おらんの?w」と言っていた四天宝寺に対して、よもぎ好感度がマイナス3億ぐらいになっているところに「青学のお荷物」発言。ほんましばき倒したろか。……中学生に本気でキレる成人女性はだいぶヤバいので我慢しました。っていうか、タカさんがお荷物やったら、荒井様とか何?ってなるやん。
タカさん用の客席が登場したときは不謹慎ながらちょっとウフフってなりました。でも、亜久津がちゃんと受け止めてくれてて。亜久津がタカさんに「俺が出来なかったことをやってくれ」的なことを言ってて、この日何度目かの号泣。亜久津も本当は勝ちたくて勝ちたくてしょうがなかったんだなって……普通にガチでクズ行為いっぱいあるけど、亜久津も中学生の青少年なんだなって……。途中で、亜久津に支えられたタカさんがラリーしたのは「おいおい!?」と思ったけどね。
オサムちゃんが銀さんに波動球NGを出しました。でも、銀さんはタカさんに真っ向勝負をするって、タカさんの波動球を無効化して、引っ込めていた自分の波動球を出した瞬間のオサムちゃんが!!!!めっちゃ!!顧問してる!!「あっ!やばい!」からの「止められんかった……」っていうオサムちゃんのベンチワークよ。
わたし、腕を折ったことが無い*1したので分からないんですけど、「折れてる」状態であんなふうにラケット拾うことってできるんですかね?そのあと、銀さんは「痛い…」って腕めっちゃ曲げてましたけど、良いのか……?
D1手塚・乾VS千歳・財前
手塚も千歳も腕がルフィ。わたしそういう腕大好きなんですよ。「蜜柑が美味しい季節ですね^^」って、SNSに載せた蜜柑がミニチュアみたいに小さく感じるぐらいのめちゃくちゃ手の大きい人がめちゃくちゃ大好きなんですよ。
千歳を呼びに行くために、スピードスターの謙也がラケットをオサムちゃんに預けるんですけど……2018年激エモ大賞すぎました。俳優さんと同一視しているつもりはありませんが、やっぱり今回の四天宝寺、オサムちゃんと謙也の絡みが激エモすぎて爆発しそうです。
変則シングルつって、乾と財前が奥に下がるんですけど、なんでかその中央に橘さんも召喚されてるんですよね。それまでも橘さんと亜久津が亡霊のようにウロウロしてましたけど、更に乾と財前も亡霊のように立っているD1……シュールすぎる。
ここ、アレンジ?か新曲かわかんないけど、「いざ~勝負~」のあのカッコイイ歌の試合ってこれだったんですね。千歳が才気煥発の極みを発揮するんだけど、じゃあその前に発揮させてもらった橘さんの立場は?ってなって普通に泣いた。いやまて、わたし橘さんだいすきか?
(S1)越前VS遠山
それぞれの試合終わりに拍手するつもりでいたのに、無音…だったのでちょっと「え?」って思ったし、団体戦の終わりの挨拶でも無音だったのでびっくりしちゃいました。あれっていつもやらんの?(テニミュ素人)
金太郎ちゃんが今回、良いんですよね……。良いんですよ。なんかワガママ言っても許せる可愛さがあって、最高のキュートボーイでした。天真爛漫なゴンタクレ!やられたらやり返したる!
正式な試合じゃないんですけど、この試合めちゃめちゃ好きになりました!!
なぜかというと、テニミュだからです!!(?)
2人が装置使って縦横無尽の空間把握力にコート(という名の宇宙)を駆け抜けるじゃないですか!!そのとき、越前が無我使って、色んな選手の色んなショットを打って来る演出が!!もう!!
大好きだ大好きだ大好きだよ!!
テニミュのことをニワカミーハー程度でしか追えていませんが、そんなわたしでも、「この照明は!!」「この打球音は!!」「このフォームは!!」ってなったんですよ!!もう!!もうね!!
テニミュを観て良かった!!地球に!!生まれて!!良かった!!
そんな興奮の波がドドドと襲ってきて、泣きました。(結局)
THIS IS MY BEST~バラード
聞いたことある歌~~!!!!って泣きました。バックに3rdの今までの対戦校の映像が走馬灯のように流れていったのがやばかったです。青学のターンで、ダンスの割り振りがすでに全国立海のオーダーになっていたのはもっとやばかったです。手塚・不二→乾海堂→大石菊丸→越前……。まだ心の準備がはわわわわわわ。
四天も橘さんも、そして亜久津もラケットを持っているのに、1人、ラケットを持てない男が。そう、渡邊オサムちゃんさんです。オサムちゃんさんは、一体どんな気持ちでこの青少年たちを見守ってるんだろうな……5年の月日って残酷だな……と思いつつ、ラストで謙也に寄り添うオサムちゃんさんがエモすぎて泣きました。ほんとさ、オサムちゃんはどんな気持ちで「青少年」って呼びかけてんのかな。
バラードの私服の橘さんがダサすぎて夢女子がギブアップしました。なんなん?あのオーバーサイズのチェックシャツ。トンチキ方向のハイセンスなダサさでなく、ガチのマジでダサい私服でめっちゃ泣いてしまった。「橘さんの私服がダサい」っていう悲しみだけが頭を埋め尽くしたので歌詞が1ミリも入ってこなくて逆にウケました。オサムちゃんに至っては……サイゼリヤの間違い探しレベルのマイナーチェンジ。アナ雪の布使えば多少は変わったやろ!?
私服ダサい!って終演後にキレたら、「今までもっとダサかったじゃん」と謎の慰めを受けました。でも首にとろろ昆布巻く手塚部長はあまりにもおじいちゃんすぎるやろ……。
ふ〜わふわ〜
いやぁ……あれは……可愛いの暴力ですよね。
オサムちゃんの。
もう、オサムちゃんしか見えなかった。クローズドアイ使った不二ぐらい、君しか見えなかった。客降りでガラガラになったステージで「おっしゃ♩」ってセンターに来て、めっちゃ元気いっぱいにふ~わふわ~する碕理人さん。いや、めっちゃ笑顔になりますよ。あのオサムちゃんのふ~わふわ~ダンスで笑顔になれない人はいないと思います!いたらごめん!いるかも!!あと50回ぐらい観たい!!最後に手塚とかリョーマくんがステージに帰ってきたら、「どうぞどうぞ」って場所を空けるのも、めっちゃ花丸でした!!!!
思ったこと
1幕終わりの橘さん・亜久津・オサムちゃんのお歌のときのオサムちゃんを見ていたら、なんでか荒木さんを「推そう*2」と思った時の感覚が蘇ってきました。だからといって、碕さんを推したいと思ったわけじゃないんですけど、懐かしい気持ちというか……。上手く言葉には出来ないのですが、とにかく、「あっ」って気付いたんです。この感じを体験したのが、『アーマ』のときだったか、『ミクロワールドファンタジア』のときだったか、『悠久乃刻』のときだったかは忘れちゃったんですけど。忘れたことばかり、確実なことは何も言えないし掴めていないんだけど、とにかく、荒木さんのいない公演を観て、荒木さんではない俳優さんを見て、確かに「思い出したこと」がありました。
正直、方言指導って期待してなかったんです。昔、実家で見ていたドラマにも方言指導がついていながら、ど下手な台詞を聞いたことがあって。母と二人で、「こんがん指導でよかとやったら、わたしたちでも仕事できったいね!」って文句言ってました。(厳しい視聴者)
パンフレットに「熊本ことば指導:荒木健太朗」って載ってて、すごく嬉しかったけど、公演観るまではちょっと不安でした。
でも、橘さん・千歳があまりにも流暢で、笑ってしまうぐらいにすごかったんです。「容赦ないな」って思ったんです。
帰り道、ふと、最初にあげた言葉*3、最初にもらった*4言葉を思い出して、ちょっと泣いた。うそ、割とゴツめに泣きました。
家に帰ってから、パンフレット何回も見て、ず~っと眺めていたいぐらい嬉しかったし、誇らしかったです。どこでも見ていたいけれど、パンフレットを持ち歩いてニコニコしているオタクはさすがにかなりヤバイので、写メってそこだけ持ち歩くようにしました。本当に、純粋に、嬉しい!ってなって、ニコニコしちゃいます。
……うーん、あともうちょっとポエム続きそうなんですけど、きりがないし、クリスマスケーキを食べたくなったので、やめときます。
次回予告!!
「よもぎアワード2018」
わたしの独断と偏見によるランキングをカウントダウン形式で勝手にご紹介していくはた迷惑なエントリーにします!(謎の宣言)
ノミネート作品はコチラ↓
ミュージカル『刀剣乱舞』~つはものどもがゆめのあと~
解禁:2017年7月25日
東京凱旋公演:1月6日~15日/大阪公演:1月26日~30日
『マリアビートル』
『ギャングアワー』
解禁:2017年11月22日
公演:3月13日~18日
『白痴』
『JOKERTRAP』
追加キャスト発表:2月22日
東京公演:4月19日~30日/大阪公演:5月10日~13日
『カリフォルニア物語』
ミュージカル『刀剣乱舞』阿津賀志山異聞2018巴里
解禁:1月30日
フランス公演:7月15日/東京公演:8月3日~19日
『恋するアンチヒーロー』
日替わり発表:8月25日
公演:9月10日
『スペーストラベロイド』
『トラベルモード』
解禁:4月28日
公演:10月11日~15日
『はみだしっ子』
『真剣乱舞祭2018』
解禁:5月6日/出演発表:8月14日
福井公演:11月24日/東京公演:11月27日~28日/宮城公演:12月5日~6日/大阪公演:12月11日~12日/千葉公演:12月15日~16日
※『月詠乃刻』と『RE:VOLVER』に関しては劇場に行っていないため除外
また、余裕があれば嬉しかったツイートと、嬉しかったニュースもあわせて載せておこうと思います。
それでは!メリークリスマした!!
天才に出会った衝撃 スペーストラベロイド感想
芸術の秋ですね~!!(挨拶)
ちゃっかりイヌフェス参加作品観に行ってるのワロタ~って感じですが、まあ見に行きました!イエイ!
✨ #スペトラ2018 本日初日!✨
— イヌフェス 公式 (@inufes2018) October 2, 2018
イヌフェス×シザーブリッツ・秋の宇宙祭り 舞台『スペーストラベロイド』本日初日です!!
《公演詳細》https://t.co/X3vFkpwAQU pic.twitter.com/g4mIPeD1sV
続きを読む
あいら~びゅ~♡ふ~わふわ~ はじめての全国氷帝編
3rdシーズンにして、ようやく!!
全国氷帝、デビュー!
ヒュ~!!(遅ぇよとか言わないでください;;)
テニミュ履歴
1st
田舎の自称()進学校()()の学生だったため、DreamLive7thのみ。
2nd
「1公演は入ろう」ということで、不動峰・ルドルフ山吹・関東氷帝・六角・関東立海・比嘉までは順調に観劇。しかし、7代目への違和感がぬぐえず、全国氷帝・四天はお休み。
当時は地方社会人で、全国立海福岡公演を観て、凱旋に飛ぶことを決意。週休1日の愉快な黒カンパニーに勤めていたものの、千穐楽前後で奇跡の2連休があったため、迷うことなく飛びました。
推し、とは言わないまでも、舞台上にいたらなんとなく観ているし、客降り来てくれたら嬉しいな~というキャストは、6代目青学三津谷亮さん・輝馬さん、氷帝菊池卓也さん・伊勢大貴くんというお気持ちでした。他にも公演ごとに、アガるキャストさんはいましたが、今回は氷帝戦の記事なので割愛。
3rd
2ndで特に心残りもなかったので(握手会もあったし)テニミュを過去の思い出としていましたが、うっかり関東立海に行き、色々あって*1、「三浦宏規くんと山﨑晶吾くんには義理通すべきよね…」と思い至り、凱旋当券チケットに並びました!
感想
関東氷帝と比嘉を振り返るコーナーで早速涙腺ぶっこわれました。というのも、2ndで一番回数入ったのが関東氷帝で、通路席なるものに座れたり、地方遠征をしたり、オタクみたいなことを初めてたくさんやりました。だから、“関東氷帝”には思い入れがありました。
2nd関氷の、「3人でダブルス」がすごく好きでした。菊丸の「大丈夫だよ、桃」の言い方が本当に好きで、毎公演そこでブワっと泣いていたことを思い出しました。菊丸役の小関裕太くんと、桃城役の上鶴徹さんだと、上鶴さんのほうが年上なのに、小関くんがちゃんと「英二先輩」を演じていたのが…めっちゃ好きだったなぁ~!!
そういえば、DVDでしかしらないけれど、1st全立の「ハイライト」もすごく好きだったから、そういう演出が刺さるのかもしれません。
S3 桃城武VS忍足侑士
忍足くんのリアコ待ったなし♡
「そういえば桃城って、変な能力あったな」と山籠もりのくだりで思い出しました。新テニも5巻ぐらいまでで止まっていて、その能力が生かされているのかは知りませんが、桃城の属性が分かりません…。パワー系卑弥呼?
真剣な試合なんだけれど、やっぱり「心を閉ざすポーズ」はちょっと面白い。心を閉ざすって、コミュ障じゃなくて、返球や戦術を読ませないってことですよね。それを「心を閉ざす」って表現する許斐先生のセンスが最高にCOOLです。
ポーカーフェイスファイター・アクティブボルケイノで、テンション爆上がりしました。「これを聞きに来たぜ!!」と、心の中でサイリウム振りました。ポーカーフェイスファイターはわたしの記憶よりキーが上がっていて、カラオケで歌いやすくなりましたね!(入らんだろ)「赤か緑か 青か黄色か」は、青学の赤・青と、補色の緑と黄色なのかな~と思いました。アクティブボルケイノは、ドラム?ベース?よく分かんないけど、桃城っぽい感じになっていてよかったです。それぞれが、忍足らしさ・桃城らしさをより強調してたなぁと思いました。原作の記憶ほとんどないけど。
ラストショットの桃城渾身の一発を、忍足がラケット飛ばされながらも返球する…というのがものすごく好きでした。この後のS2もそうだけど、「勝敗を分けたのが3年生の意地と努力」というのがすごくスポ魂。何分間も手がしびれてしまうスマッシュなんて、多分、忍足は受けたこと無いのに、ちゃんと桃城のコートに入れたっていうのがすごい。「スッキリしない」って言ってたけど、ちゃんと忍足の3年間のテニスが入っていたんじゃないかな…と無関係のわたしがめっちゃ泣きました。急いで、立海大附属中学校3年A組から氷帝学園中等部3年H組への転入手続きしました。
D2 乾貞治・海堂薫VS向日岳人・日吉若
セッカチがかかった瞬間、「ブラマジセッカチ来たー!!」と、心の中でサイリウム振りました。(2回目)下手の氷帝ベンチを観ていたのですが、跡部さま、セッカチ踊っていらっしゃいましたよね…!?びっくりして、神に拝みました。南無。違う日だとお歌いにもなっていたらしく、跡部さまは本当に氷帝のみなさんのことがお好きなんだなぁと和みました。案外跡部さまって、孤独ではなく、忍足とおしゃべりしていたり、芥川慈郎さんとハイタッチしていたり、普通の中学生感があって、最高にgoodでした。あー最高。他、ベンチ情報としては、フェンスにもたれている宍戸と鳳の手が触れ合っていたらしく…。……。
乾と海堂むちゃくちゃ歌が上手い。真逆な二人が楽しみすぎるので、3rd残留お願いします。お願いします。
日吉の黒いシューズ見るだけで胸がキュン♡ってしてしまうのですが、わたしの日吉は伊勢大貴くんの記憶のままなので、初めましての内海啓貴くんの日吉に目が慣れないまま公演が終わっていました。また来年の夏か冬、よろしくお願いします。*2
「バーカ、お前ら相手に持久戦やるかよ」?の、跡部さまがめっちゃ「バーカ」って感じで、…そう、わたしはバカ……。(?)
S2 手塚国光VS樺地宗弘
桃城の「充分です」を聞いて、やっと「あ、これ部長を追い詰める歌だ」って気付きました。テニミュ素人です、こんばんは。
大雨という気候の変化についていけなかった樺地が負ける、という構図なのですが、ここで、大石?不二?が「手塚はどんなときでも練習してた」って言ってて、泣きました。「また肩を痛めてしまったら…」という恐怖と戦うイップスの話も出てきたし、ミユキちゃんも一瞬出てきたけど…。“手塚の努力”っていう、めっちゃシンプルで「見りゃ分かる」テーマが刺さった…。
また次のシングルスの話でも出すけれど、「テニスができる喜びにあふれる手塚の顔」がいいなぁって思いました。手塚の性格から、部長として・レギュラーメンバーとして背負う重責を意識しないわけがないのですが、「あ~もう、本当に良かったねぇ…」と心の中の手塚の祖母が泣いて喜びました。
跡部が手塚に「自分自身に勝つことはできない。良くて引き分けだ」って言うんだけど、これ、跡部が自分自身にも言っているようでものすごく切なくなりました。
で、樺地……。が!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
樺地が、「勝つのは氷帝です」って力強く言うんだけど、それを聞いて、芥川慈郎さんが、「うん」って笑顔で大きく頷いていらっしゃったんです。他のメンバーも「当たり前だぜ!卍」みたいな感じで聞いているし、樺地の勝利を信じている様子ではありました。ベタベタしていない信頼というか。でも、芥川慈郎さんは、樺地を、「後輩」として扱っていたんですね。最初に言った、2nd関東氷帝の「大丈夫だよ桃」の菊丸を思い出して、ドバドバ泣きました。本当に芥川慈郎さんは慈しみの方です…。好き。
ヘーーーーーーーーーーーーーーービーーーーーーーーーーーーーーーーレ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
生!ヘビーレイン!! ~完~
完じゃなくて、いやなんかもう、「ヘビーレインだ~!」って大閃光折りました。(迷惑なのでやめましょう)ヘビーレイン…ヘビーレインでした!
しかも、なんか…ハモりがすごく綺麗に聞こえる…。こんなにハモる曲だったなんて、知りませんでした感動した泣いた沸いた。ヘビーレイン…!!(何回ヘビーレイン言うんだ?)
不二のお歌も綺麗だから、最後にフレーズ追加されてたのも良かったです。ヘービー~レ~~~~~~~!!
D1 大石秀一郎・菊丸英二VS宍戸亮・鳳長太郎
ところで、鳳の「一球入魂」の「いっきゅう」ってどう頑張っても「一休さん」のイントネーションでしたよね。ポクポクチーン。
あれがイナズマイレブンなら「真・スカッドサーブ」だったし、遊戯王なら「スカッド究極(アルティメット)サーブ」になっていたと思います。「ネオ」って…。かっこいいな…。「超」とか「スーパー」とかじゃなくて、「ネオ」って…何?宍戸、中々オシャンやな…。
誰にも見えない糸さぁ、やばくない?(やばい)この先の試合も観てきているから分かるけど、ゴールデンペアって、勝敗よりも「大石との」「英二との」「ダブルスの終わり」にスポットが当たっている気がします。今回が準々(決勝)なので、準決(勝)、決勝の2回しかダブルスができない。その切ないところが明確に見えてきて泣きました。泣きすぎ。
「お前は終わってる。ダブルスなら…」で、宍戸の前に鳳が現れるシーンがありますが、どうみても†MESSIAH†って感じでした。宍戸の卍救世主卍、鳳長太郎。でも、試合中を見てると、鳳が宍戸のことをめっちゃ尊敬してて、めっちゃ大好きで、めっちゃ大好き(2回目)なんだろうな~っていうのがなんでか伝わってきて、大変愛しかったです。
さて、そんな宍戸と鳳の「オーストラリアンフォーメーション封じ」はどうみてもry。あんな謎の陣形取られたら、オーストラリアンryに限らずなんでも封じざるをえんくない?あれは合法なんでしょうか?
微妙にリニューアルしたシンクロのリニューアル具合が微妙すぎて、全然新しい音程が入ってきませんでした!助けて!
このダブルスの勝敗が、「ゴールデンペアがシンクロしたことで、大石の手首のダメージすら菊丸が読み取ってしまった」ことで決まるというのがなんというか…あんまりだよ…。全国氷帝、どの勝敗にもちゃんと理由があって、ただの「強い・弱い」「テニスが上手い・下手」で片付けてないところがいいですね。
S1 越前リョーマVS跡部景吾
これ打ちながら気づいたけど、「跡部景吾」って、全部が完璧に「跡部景吾」じゃないですか?この名前を思いついた人は間違いなく天才ですね。すごく全体が跡部さま。
先に結論から言うと、『猿山の大将さん()』が、ちゃんと『氷帝学園の跡部景吾』になれた試合だと思いました。ものすごくメタ発言ですが、『テニプリ』って他の作品よりも『主人公(+南次郎)』の権力がものすごく強い作品だと感じています。越前の認識が全てというか…。だから、越前に認められることが、テニプリの登場人物的には重要なことだと思っています。
無我の境地の説明を改めて聞いていたのですが、「極限状態に陥って、生存本能から最適なプレイスタイルを引き出す」的な激ヤバな技(技?)じゃないですか?英語苦手ガールの勘違い発言だと思って聞き流してほしいんですけど、「まだまだだね」の英語のやつ、「おめーもっとやれんだから、もっと気張れや卍」って感じじゃないんですか?泣いた。
越前が無我の境地しているとき、照明が色々なシルエットになるのですが、「今までの試合をリョーマが走馬灯のように思い出している」表現なのかな?と思いました。めっちゃよかったよね。あれ。
跡部は、「その程度素でできる」ってやっちゃうんですけど、イギリスにいらっしゃったときの経験だよな…?って思いました。インサイトもそうだけど、強行突破でブチ抜けない相手を、冷静に観察・分析して、自分のレベルでクリアできそうなところを叩く…。「持久戦に持ち込んで、相手の苦手なところを徹底的に攻めて、潰す卍」って言われてたけど、元々はそういう目的じゃなくて、「どんな相手にも勝つ」ためのやり方なんだなぁって、これを打ちながら考えながらしみじみ思いました。
樺地が跡部のことを「天才オールラウンドプレーヤー」って、形容するのですが、それを聞いて、「あ、この人は努力の人なんだ」って思いました。オールラウンドプレイヤーが天才なわけがない。
跡部景吾というキャラクターのこと何も知らないけど、跡部が好きな人って、ず~っと永遠に好きでいられるんだろうなぁって思いました。キャラのことばっかり話してるけど、氷の世界はやっぱりテンション上がりました。うっわ氷の世界だうっわ!ってなりました。いやすごい。すごいよ氷の世界。ヘービーーーーーレ~~~~ってなったもん。
で、最初は見間違いか気のせいかな?と思っていたのですが、TDC通いの友人に確認が取れたので言います。跡部、試合中笑ってた…。オペラグラス覗くのももったいなくて、「え!?口角上がってる!?」程度だったのですが、友人曰く「試合が進めば進むほど笑っている」らしいです。やばい。S2の手塚みたいに、「テニスができる歓び」なんだろうなぁ…。越前がむちゃくちゃ強いから、手加減とか、変な戦略とか持ち込む必要が無くて、「俺のテニス」ができるのが嬉しいんだろうなぁ。越前も越前で、跡部が強くて、「俺のテニス」ができたから、『猿山の大将さん()』ではなくせたんだろうなぁ。いい試合だったなぁ。
リプライズ~アンコール
聞きたかった曲全部入ってた気がして、めちゃくちゃ嬉しかったです。
誰にも見えない糸のところで、乾海堂の身長差が「ホア…♡」となりました。乾が大きくて最高にGOODでした。乾すき…♡
問題の本日のタイトルです……。
越前リョーマも、手塚国光も、跡部景吾も、「あいら~びゅ~♡ふ~わふわ~」って歌う2018年大丈夫ですか!?正気か!?
TLがザワついていた「ふ~わふわ~」の意味が分かって、アハ体験でした。いや、それよりも、忍足侑士くんに「I LOVE YOU」とか言われちゃったので、ちょっと本格的に立海から氷帝に転校を……。(どうせ来年立海にいるのに)
あと、「アーゲアゲ気分 ハッピー笑顔」も観ることができて、はいどうも神様ありがとうございました。跡部が客降りしてて死んだ。
どのシーンだったか覚えてない感想
・氷帝の歌で、「氷を俺の熱で溶かす卍→それをまた凍らせる」という歌詞に「虚無なことやってるな」と思ったんだけど、そのあと「氷柱になって突き刺す!」って言ってて、「すげぇ、頭いい!」と感動した。
・手塚を遠目で見たときに、見たこともないのに「城田優さん!?」となった。
・何かの歌詞で「一陣の風」とか言ってて、山吹校歌を思い出した。
・木手永四郎くんとゆかいな仲間たちが仲良すぎて、比嘉の祖母になった。なんかもう、仲良すぎませんか?もうね、ほんとに木手くん良いチーム作ったよなぁ…わたしの心の中の比嘉の祖母が泣いてお小遣いあげた。
まとめ
本当にめちゃめちゃのめちゃ、楽しいしかなくて、「テニミュって医療だな~」と思いました。昨今の「2.5次元」を謳う舞台は、「原作を履修していないとワケワカラン」ものがあると思います。でも、テニミュは原作の知識がほとんどなくても・忘れていても充分楽しいし、原作・アニメネタも入っているから知っている人はより楽しめる、ユニバーサルデザイン舞台だと思います。地方も回ってくれるし、公演数も多いので、(一時期に比べると難易度は上がったけど)「行こうと思えば(定価で)行ける」舞台ですし。
「中学生がテニスしてる」だけの話なのに、色んなキャラクターがいて、試合があって、すごく面白い。ストーリーがシンプルな分、頭を使わなくていい。最高~!
俳優さんのファンは、公演数が多いから全通するとなると大変だし、会場も大きいから前方に詰めるのも大変だと思うのですが、ライト層がライトに楽しむ分には文句のつけようがないような気がします。
跡部を演じる三浦くんを見るのは初めてだったのですが、CV花江夏樹さんの髭切も、CV諏訪部順一さんの跡部も、演じることができていて、「三浦くんに出来ないことはないなー!」とわたしは思いました。髭切や跡部のファンで、「三浦くんの〇〇は、ワタシの好きな〇〇じゃない!」と感じた方がいらっしゃったらごめんなさい…。
真剣乱舞祭も楽しみだな~!その前に、トラベルモードあったわ。わはは。
楽しくってパ~って書いたら6000字超えてしまいました。笑
ここまで読んでいただき、ありがとうございました(ファンレ感)
前回の記事でお知らせした通り、『トラベルモード』感想まで、ブログはお休みします。ツイッターの浮上はいつも以上なので、何かあればそちらまでお願いいたします。それでは!
言葉にすること。他人に伝えること。
昔のパンフレットの話です。
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