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毎日が記念日

ミュージカル『アルジャーノンに花束を』 感想

音源売って

 

修行に出した打刀(初期刀)が全然育たないので、一念発起して上田城ボス前撤退に勤しむ今日この頃。その片手間久しぶりにブログを書いています。

 

いつもお世話になっております。

表題の件、2017年3月銀河劇場ぶりに、見に行きました。

 

銀劇のときは、友人が都合が合わなくなったとのことでチケットをいただいたものですが、博品館はちゃんとお金払いました(それはそう)

ストーリーのことを真面目に考察すると、「どいつもこいつも被害者面しやがって!」「社会福祉とは?同情とは?差別とは?」となってしまうのですが、わたしはね!とにかくこの作品の曲が好きなんですよ!!

賢くなりてぇ歌、フラストレーションの曲、綴り文法読み書きを教わる歌、ウォレンの歌…。なんで音源でないんだろう…。術後のチャーリィを気遣う歌とか、ギンピィが横領する歌とか。1幕術後のちょっと賢くなったチャーリィのかっこいい(テニミュにありそうな)歌とか…。どうして忘れてしまうんだろう……。

配信もなかったし、CDや映像化も無さそうでつらたんなのですが、きっといろんな大人の権利が絡んでるんでしょうね。でも、あったら買うから…。音源。

 

あとは、IQ68時代のチャーリィの矢田さんを見るのも好きでした。銀劇で初めて見たとき、「え、マジか?」とビックリするぐらい、矢田さんのチャーリィのそれっぽさが際立ってたんですけど、博品館のチャーリィはちょっと怖かったですね。IQ68のまま、「パズルはむずかしい!!」ってキレながらバートセルドンに暴力振るいそうな雰囲気があって怖かった。博品館チャーリィはパワーがありそうで怖かったです。(物理)

それでも、作中にも出てくるけど、妹や妹の友達を本能の赴くまま、見る・触る・襲うなんてことになっても、裁判だと精神虚弱(?)とかになって無罪になるんだろうな…。

 

マウスガードも無し、密アンド密のステージ。ただ、客席は前方2列を丸ごとつぶして、ほかは格子状の配置。通路の都合で連番になるところは、ブックスタンドとビニールカバーによる即席の仕切りがありました。

わたしは、観客個人がどんな服装なのかとかメイクしてんのかとかはほとんど興味はありませんが、客席が埋まってるかどうかってすごく気にしてしまいます。まばらな客席から聞こえる拍手の音が、やっぱり記憶の中のそれよりも小さくて、それが悲しくてつらかったです。舞台の上や迎える劇場で働く人たちのほうが、それの何倍も「寂しい」と感じているのでしょうが…こればっかりはしょうがない。

そろそろ100%の客を入れるところもあるんだろうな…となっていたところで、新規陽性者500人超え。わたしは「ただの風邪」とは思えなくて、格子状の配席も当日中止もまだまだ続くんだろうな~と思いました。

アルジャーノンに花束を』はちゃんとミュージカルをしていて、作品・劇場ともにお粗末さを感じることがなく10,000円(+手数料等)でした。質に見合った適正価格ってなんなんでしょうね。客席数を減らしたり、対策のためにコストがかかったりしていて、チケット代が1.5倍~3倍に跳ね上がるのも分かるんだけど。払い戻し対応も雑になってる運営はあるし。問い合わせの電話につながらない・メールも返さない、金も返さないとかいう話も聞くし。ぼんやり演劇・舞台界隈に対する不信感がぬぐえない限り、わたしの観劇自粛は続きます。

博品館に行くときも、マスクして手洗いして、自分の健康管理(睡眠・栄養)も気を付けたつもりだったけど、怖かったので2週間は黙ってるつもりでした。ぼけっとしてたら3週間たっちゃいました(笑)

 

博品館に2回行った後、わたしは舞台の観方を完全に忘れてたなぁと、銀劇チケをお譲りいただいた友人のツイートとか見ながら思いました。舞台での好きなシーンや、セリフのピックアップの仕方をすっかり忘れてましたな。いろんな視点や意見があるものでしょうが、わたしの中で「舞台を見る・芝居を楽しむとはそういうこと」という作法というかルールがあったはずなのに……。こんなことも忘れてしまったので、ウォレンに行くしかないですね。

もう忘れちゃったけど、きっと楽しかったんだろうなぁ。

 

ついしん、どーかついでがあったら、ミュージカル『アルジャーノンに花束を』の音源を売ってください

Fateシリーズミリしら女がアニメ『Fate/GrandOrder-絶対魔獣戦線バビロニア-』を1日で観た

身内に(櫻井孝宏に精神を支配されている)FGOのオタクがいたので見ました。

abema.tv

あべまで無料で観れました。

 

Fateシリーズに関しては、別ジャンルで知り合った人がディルムッドちゃんのことがめっちゃ好きだったり、新宿のアーチャーのことを新茶と呼び散らかして蝶々と紅茶の人になってたり、受動喫煙はしてたんですけど、自分から積極的に何かを知ろうとはしてきませんでした。なぜなら「課金がエグい」というイメージがあったので。

とはいえ、無料で観れるし、体調的にも外に出歩くわけにもいかなかったので、今日一日かけて、全21話+0話を見ました。高速基礎マスター(東進?)

 

 

結論からいうと「面白かった」です。

作画もそんなに「崩れてる」と感じるところはなかったし、音がすごいなと思いました。映画館向けじゃないのかな?サーヴァントが必殺技使うときすごかったー!!あと、丸い文様みたいなのもかっこよくて、「こりゃオタク好きだわ!(クソデカ主語)」となりました。

 

 

オタクは「素人が書いた自ジャンルの感想」が好きなので残しておきます。

 

●6000m

カルデア刀剣乱舞でいう本丸的な施設かな?)が6000m山の上にあって、いっつも吹雪いてるから「おそらきれい」出来ない!っていうくだりのところ好きでした。前半はロマニ先生視点、後半はマシュちゃん視点で話が進んでるのもおもしろいなーって思いました。

次の回から知らん人が主人公面してました。ロマニじゃないんかーい!

 

●途中じゃん……

なんかよくわかんないんですけど、これ、途中から見せてますよね…?

知らん人の知らん回想で「良いコト言ってもらいました!ほっこり!」みたいなシーンがあったんですけど、わたしそれ知らない……。海賊みたいな女の人誰…?

がれきに埋もれるマシュちゃんの手をつなぐ知らん主人公(以下藤丸)のシーンとかも知らんし…。そんなお馴染みみたいな…。骨喰藤四郎の大坂城かよ…。

 

●ルール!

目が覚めると、2016年以降の世界が無くなってしまっていた!?と、ゆーわけで、それ以降の世界のために、7つの”特異点”(歴史改変箇所?)をあるべき姿に戻すために、藤丸とマシュが頑張ってきました!そして、絶対ナンタラバビロニアは最後の7番目らしいです。1~6番目は知りません。スターウォーズでも黄色い字幕で解説してくれるのに…。

人体・精神を量子に分解して再構築して、特定の時代・場所に”レイシフト”して、物凄いパワーを持つ”聖杯”をGETして、2017年を迎えようぜ!っていう大袈裟なノストラダムスストーリー。

人間の身分の藤丸が、ポケモンのごとくサーヴァントと呼ばれる死人の魂(英霊)を使役してなんかこう…頑張ってました。マシュはサトシのピカチュウみたいな感じかな。サーヴァントは、死人の魂じゃないとダメで、「死なないマーリン」は、バビロニアの時代は「生まれてない」ので、サーヴァントとして存在出来たらしいです。えーと、つまり、もし織田信長が不老不死の術を持っていたとしても、鎌倉時代には生まれてないから「死人扱い」的な?なんだそれ民法かよ。ちなみにこのサーヴァントになれるルールを覚えておくと終盤めっちゃつらくなりました。

 

●マーリン

櫻井孝宏に精神を支配されている女から「マーリンはひとでなし!でも好き!」という実生活では聞きたくないタイプの話を聞かされており、いったいどんなひとでなしなんだ?とワクワクして見ました。真月零くんかな…それともトーマスアークライトかな…と、心の中にこれまで出会ってきた人でなしキャラを思い浮かべ、マーリンがどんなに優しいお兄さんを演じようと「わたしは騙されないからな!」と思っていました。

……いや、めっちゃ良いお兄さんだったくない!?

現在の世界を一枚絵のように見渡して、どんなに人が困っていても手を出したりせず、観測者に徹しているところが人でなし呼ばわりされるゆえんなのかな…?でもそんな議論は、ハゲワシと少女でされつくしてるしな…?人間と夢魔のハーフだから?でも犬夜叉も半妖だけど、犬夜叉を差別するのは殺生丸様くらいだしな(もっといます)?

良いはなさかじいさん。

 

ケツァルコアトル

ラテンのノリでスペイン語使わせるとかあまりにも人の心が無くないか…?

作中、上半身と下半身が千切られる兵士とか潰されたり焼かれたり刺されたりする市民もいっぱい描写されてきたけど、南米の神をラテンのノリでスペイン語話者にすることのほうが残酷じゃないですか!?ゾッッッッッとした。こわすぎた。泣いた。

藤丸は責任とって結婚してさしあげて。

この話はあと3年ぐらいするって決めました。ぶっちゃけ、火垂るの墓とかはだしのゲンと並ぶ「戦争の悲惨さ」教材だと思います。

 

ギルガメッシュとエルキドゥ

しゅごい…なに…なにその関係……オタク泣いちゃう…ぴえん…!!

ってなったんですけど、舞台ではギルガメッシュを丘山晴己さん、エルキドゥを山﨑晶吾くんが演じたのは知っており、役の抜けた俳優としてのお二人を多少知っているのでギャップでニコニコなりました。

舞台のギルガメッシュとエルキドゥは浜辺で1日中、ヒトデ手裏剣して遊んでそうだし、最終的に綺麗な貝がらとか探してるんじゃないんですかね。知らんけど。

アニメは舞台と違うので、めちゃくちゃ真面目に話が展開されていくんですけど、ギルガメッシュの右腕のシドゥリさんが、この2人の強火だったので助かりました。世界を救うのはいつも愛のパワー…!!

 

●雑に死んでたギルガメッシュ

結局生き返りましたが、ほぼナレ死みたいな形で過労死すな。冥界を藤丸とマシュとイシュタルとお散歩してるところめっちゃ可愛かったです。イシュタルと喧嘩してるのかわいかった。いつも笑っててすごい陽キャだなぁと思いました。冥界から帰る時、唐突に路上で浮遊して「先にウルクに帰ってるぞ」は何かのギャグだったのかな…。

 

●雑に登場するシャーロックホームズ

なんかチラっと出てきて、マシュになんか言って、一瞬で消えた。なんなんだ。あんたの登場シーンが一番の謎。

 

●概念バトル

「ティアマトには死の概念がないから死なない!」ってなったとき、\ΩΩΩ<な、なんだってー!?/となりました。何でもアリか!?言うたもん勝ちじゃん!!

でもわたしは気付いてましたよ!「恩返しをしてから、正式にサーヴァントになります!」って言うて、それ以来音信不通だった冥界の女神、エレシュギガルの存在をね!!

ウルク市全体を冥界の扉にする作戦は10年かかるけど、エレシュギガルの̪私怨により工期を3日に縮めてたところウケました。通信用の鏡が消える前にギルガメッシュが「お前あとで話がある」ってキレてたのもウケました。

 

●神と人の時代

神々と人の生活が地続きだったころの話で、人が神々と決別し、人の生活を始めるための戦い……。どこかで聞いたことがある……。そう、それは封神演義……。だから、死んだ人も蘇らないんですよねー!くそー!!

ティアマトを冥界に引きずり下ろしたものの、ピンチになる藤丸勢力に「がんばえ~!」って言いながらオールバックのギルガメッシュが出てきたとき全てを悟りました。そう、さっきまでのギルガメッシュはお腹に穴が空いて致命傷となり息絶えたので、サーヴァントとして颯爽登場が出来たのだと……。喜ぶべきシーンなんだけど凹んだ……。

 

●聖杯

ギルガメッシュが聖杯を渡すシーンが2回あるんですけど、2回ともめっちゃかっこよくて沸きました!!エルキドゥの肉体で、キングゥ(KingGnuではない)の意識を持った人が、体内の聖杯を奪われ、損傷個所の修復もままならなくなったころ、ギルガメッシュと出会います。色んな思いもありながら、自分の持っていた聖杯を惜しげもなくエルキドゥの見た目をしたその人物に授けるところが本当にもう…良かった…。

ラストで、藤丸とマシュに「土産を持たせなくては」と、麦酒を勧め、断られるとそれを自ら飲み干し、「じゃあ器だけでも」と聖杯をさらりと渡すギルガメッシューーーーーーー!!!!!!!!かっこいい~~~~!!!!!!!!!!!!!となりました。最終決戦直前の演説でも爆沸きしたので、多分、わたしの魂はウルクにあるんだと思います(?)

 

 

~~櫻井孝宏に精神を支配されているオタクへ~~

☆マーリンと賢王の出陣前最後の会話

この作戦が成功したら、マーリンはギルガメッシュとの契約(魔術王の聖杯を取り返し、ウルクを守る?)も完了する。だからこれでお別れなんですよね…。

「この星の終わりまで、達者でな」

…優しい。でも、死ねないマーリンからしたら、なんかイヤミにも聞こえますね。いや、マーリンはそんな風に受け取らないんですけど…。

「もし、きみの伝説が残ることになったのなら…遥かな未来で、また会おう」

しゅごい…。正直、ここって「残す者」と「残される者」の残酷な会話じゃないですか。でも、二人の賢さと徳のお陰で、淡くて眩しい希望の会話になっててすごい…。基本的に、なんかくどさを感じるセリフ回しがおおいんですけど、ここのシーンはシンプルだし、どっちかっていうと言葉を削ってて、すごくオシャレですよね。マーリンの花びらがひとひら残るだけで、それを受け取ったギルガメッシュの様子が1ミリも描かれないのもなんか視聴者の心にひっかかりを残して良いと思いました。

まあ、このシーン、夕日のシーンなので、”死別フラグ”なんですけどね。

 

☆シドゥリラフム

↑この単語だけ出されて、「シドゥリさんって、フルネームあったんだ!」とのんきなことを思ったわたしの罪をお許しください……神よ……。ggりました。

やるせないですよね。しかも、ギルガメッシュって千里眼持ってませんでしたっけ?「戦場に出る」って言うシドゥリに一度は怒鳴ってしまうものの、何かを察して出発させたギルガメッシュほんとさ…。あんたそういうところだよ。

藤丸が「シドゥリさん助けないと!!」っていう提案を上手に理論づけて、救出作戦をルンルンで命じるギルガメッシュほんとさ…。あんたそういうところだよ。

神と人間のハーフらしいけど、あんためっちゃ人間だよ…。

でもね。

わたし、『進撃の巨人』も履修しているオタクなので。

シドゥリがあのクソキモイ新人類になってても驚きはしなかったし、捕えた牛若丸と会話してるエルキドゥの人が人間を苗床にして魔獣作るって教えてくれてたから……。藤丸がオロオロしてたところでは「あーそうなんや」って思いました。けど、エルキドゥの人が狩られそうになったときに助けてくれてほんまにありがとう…。ギルガメッシュが”王”たるものとしてのふるまいをするから、つい取りこぼしてしまう慈愛の心を拾うのがシドゥリだったんじゃないかなー…。

 

☆アナ周辺

かわいいロリが野良サーヴァントじゃなくて、メドゥーサだったのつらかった…。マーリンが「何かの作戦のためにパワーを使ってる」って言ってましたけど、それがアナのパワーを抑え込むアレだったんですね。更木剣八の眼帯?

アナに限らず、イシュタルも、エレシュギガルも、ティアマトも、「人げーん!!アタイのこと理解して~~!!!」って精神なのやばくないですか?攻略法全部一緒じゃん。

お給料をいっぱいもらったらカルデア大使館を花いっぱいにしたいとか、高齢女性のお花屋さんを手伝ってたり、不穏な空気を醸し出していたにも関わらず、そんな不穏さ・危険さを出すことなく……退場……。

…したかと思えば、最終決戦で復活して、でもゴルゴンの姿を藤丸に見られたくないっていう乙女心!!「お花、ありがとう」って思ってる乙女心!!純粋!!…っていうか、ここでアナが帰ってこられたイコール、マーリンも帰って来たっていうことに気付かなきゃいけませんでしたね。こいつはうっかりだ(うっかり八兵衛

~~ここまで追記~~ 

 

 

というわけで、「FGOは課金がヤバいジャンル」という怯えたイメージを持ったままアニメを一気見し、「FGOは課金がヤバいジャンル」という認識のまま本日の業務を終えました。

 

 

明日はも~っと楽しくなるよね!?ハム太郎!?!?

 

 

 

ところで、ソロモンさんってそんなに悪い人なんですか?

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おわり。

#ハイキューありがとう だってさ。

終わったー!!いやー、終わってしまった。

この機会に、オタク持病の「隙あらば自分語り」を発症しようと思います。

 

 

わたしと排球

小3~小6まで、バレーボールを続けていました。しかし、原因の8割が自分にあったとは言え、ごくごく一般的なイジメを受けてもいました。イジメは学級内で主に行われていたのですが、主犯は同じバレー部の子だったので、バレー部を辞めていればイジメは収まっていたのかもしれません。当時のわたしにはそういう選択肢がありませんでした。深い理由があったからではなく、「辞めるのがめんどくさいから」的なテキトーなアレです。

なんとなくバレーを続けて、でもチーム競技でイジメとか最悪すぎなのでわたしは4年間ベンチを温めていました。笑うところです。お互いに引退試合を応援する伝統があった野球部の男の子から「まあ、甲子園でも3年間ベンチに入れない人もいるから」と慰めてもらったのは良い思い出です。その男の子の性格的に、100%善意だったと思っているので。

ドMなので中学でもバレーボールやりたかったのですが、中学受験をして環境が大きく変わりました。非常に極端な性格をしているので、「じゃあ部活も変えるか」となり、競技者としてのわたしはバレーボールから離れました。

 

 

わたしとハイキュー!!

しばらく経って、ハイキュー!!の存在を知り、単行本1巻を買いました。今確認したら、第2版でした・・・。初版じゃなかった。

単行本の余白ページに主要キャラクターのプロフィールが載っているのですが、主人公:日向翔陽の「最近の悩み」を見て、わたしはハイキュー!!にドハマりしました。「この漫画、わたし好きだ!」と思いました。

 

ハイキュー!!、まあ描写がリアルです。変人速攻を始めとするプレー内の技術やパワーは盛られていますが、メンタルや環境の話は【ジャンプ用に脚色した上で】リアルに描かれていました。

多くの人が自分の体験を以て共感できる場面といえば、インターハイ予選の初戦の描写だと思います。地方大会や全国大会に出場・入賞する強豪校ばかりの漫画は「漫画っぽくてカッケー!」ですが、地区・県大会に出場するだけになってしまう選手たちにもちゃんと居場所があるハイキュー!!はバレーボールに限らず、フツーに部活動をやってきた人も引き込める力がありました。

 

 

推し

カラーリングでバレバレですが、白鳥沢学園出身の牛島若利選手です。

単行本10巻くらいまでのころ、「ハイキュー!!で誰が好き?」と聞かれて「牛島若利!」と答えると「そんな人いた?」と吐かれた言葉のジャックナイフが今でも心の不正出血を引き起こしています。

雑誌で特集されているコマで、顔と名前が出てきた時に「恐らくこの人・・・」とロックオンしました。先週のジャンプのインタビューでも話題になった、谷地さんのご自宅前で出会った瞬間が大好きでした。「俺に何か用か?」

牛島若利関連で一番共感できるのは白布賢二郎です。世が世なら、わたしは白布賢二郎成り代わり夢小説を書いていました。

春高予選決勝の時期は、毎週ジャンプを買って、毎週アンケートを出して、ハガキの余白に「今週の牛島若利もかっこよかったです!」と書き続けていました。牛島若利のバレーボールが世界で一番かっこよくてつよ~いバレーボールなので!展開的に負け試合なのは分かっていましたが、それでもなんとか勝てないものかと祈るような気持ちで読んでいました。

 

 

さよならハイキュー!!

白鳥沢学園不在の春高。烏野のマドンナ清水潔子マネージャーの話にも、リアルがねじ込まれていました。舞台が変わっても、ハイキュー!!ハイキュー!!であり続けていました。

しかし、烏野の対戦校の中に、相手チームがサーブのときにブーイングをする学校がありました。ルールの中なら、戦略としては、なんら問題のない行為だと思います。世間がなんと言っているかは知りません。でも、わたしは、「こんなチームが春高に出られるのに、なんで白鳥沢学園は春高でバレーボールができないんだろう」ととてもつらい気持ちになりました。

そこで一度、原作から離れました。

 

アニメでは、深夜枠で春高予選決勝が放送されました。

わたしの大好きだった、バスで学校に帰ったあと、後輩に一言ずつ託す牛島若利のシーンが丸々カットされて(劇場用になったらしい)ブチ切れて、アニメからも離れました。

 

オタクネットワークで、「烏野は春高の途中で負けて、舞台が数年後に移った」ことは知っていました。

 

 

ハイキューありがとう

今年3月からの、自粛によるワンピース無料公開を機に、ジャンプに精神を戻された影響で、ハイキュー!!の原作にも戻ってきました。

牛島若利が、わたしの妄想や戯言ではなく、本当に世界の大エースになっていました。先週のポスター、マジで嬉しすぎて見るたびに泣いてます。

変な引き延ばしや、悲しい打ち切りにもならず、恐らく古舘先生の描きたかったところまできちんと繋げられたハイキュー!!そのものにも満足です。

好きな漫画もアニメも映画もあるけど、やっぱり「最終回」は何度経験しても悲しいし寂しいです。喪失感を味わえるほど、好きになったものに出会えたことに感謝です。

 

おわり。

以下蛇足。

 

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リアル

ハイキュー!!は、競技者・関係者のメンタルの部分はすごくリアルだと思います。

しかし、随所に散りばめられた脚色もあります。【ジャンプ用に脚色】って、どういうところかというと、端的に言うと「ケガ」です。どんなに将来有望でも、どんなにケアをきちんと行っていても、かなり多くの選手が「ケガ」に泣かされるのが学生スポーツの現実です。

女子の選手なら、男性コーチとのアレな関係だって出てきます。

パイプ椅子や長机が物理的に飛んでくるし、ビンタで鼓膜も破れるし、・・・世界観がハイローか?

 

谷地さんのポスターでもあったけど、お金がないのも現実。だから、オリンピックは必要だったんです。オリンピック強化費として、多額の税金が7年前から各競技に投入されてきたはずです。そのお陰で、競技を続けられた選手・入賞できた選手もたくさんいると思います。

 

バレーボールは「繋ぐ」競技。人と人を、人とバレーボールを、世代と世代を繋いで、

・・・東洋の魔女が復活すればいいと思います!!

 

 

~完!!~

今日のお気持ち(舞台運営と観客に望むこと)

もっぱらTwitterに引きこもっていますが、どうしても「考えのブレが無いかどうか」が気になってしまい、現在の考えをブログにまとめておこうと思いました。

某舞台でのクラスター発生疑惑関連のツイートを漁っていたら、「もし自分が観客の立場で、コロナ疑いになったら黙っていよう・隠し通そう」という趣旨のツイートを発見しました。わたしが「こういう人こわい」って引用RTしたところ、相手から「新コロ自粛警察こわい」なんて自粛警察認定されたので「そんなわけあるかw」という自己弁護記事になります。

自粛警察なわけあるかw

 

 

ちょっと前

「舞台やライブイベントでのコロナ感染なんてそうそう無いやろ~。でも、万が一に備えて、主催は追跡できるように座席と個人の紐づけはやっといてほしいよね。」と、思っていました。

 

緊急事態宣言が解除されて、「再開します!」と「まだまだ中止です!」という制作が出てきて、観客も「こっちはやるのに、あっちはまだダメ」「再抽選大変だ」なんて翻弄されていました。

そういう状況で、「やる運営もやらん運営も大人が集まって考えてのことだから、部外者(観客)が『やるなよ』『やれよ』を運営に言うのは違う」と様子を見ていました。「行く/行かない」をもっと複合的に考えなきゃいけなくなる観客も大変だけど、観客だけが大変という話でもありません。みんな大変。

 

 

現在

運営に対して

わたしでは、運営のみなさんへの賃金保障なんてできないから、「生活費が必要!だからやります!」を止める権限は1ミリもありません。やりたきゃやればいい。

ただし、その判断如何によって、何人かの健康や生命が奪われる可能性があることだけは認識してほしいです。

 

観客に対して

これは都内在住でも地方在住でも同じです。「そのイベントの場所まで合法的に行けたのなら、その行為は違法ではないので堂々としてればいい」 

が、万が一の際には、家族・職場・学校・その他関係者には「自分がウイルスを媒介したかもしれないから気をつけて」とちゃんと申告してほしいな~と思います。コロナの可能性があるのに、それを黙って日常生活を送って周りに広げるのは何らかの罪に問われてほしいぐらい無理ですね~。

 

 

ぽろぽろ

他人との距離を十分にとったつもりでも、こまめに手を洗っているつもりでも、食事睡眠で免疫力を上げたつもりでも、罹ってしまう人もいるのだから、「コロナになりやがって!けしからん!!」とは思いません。ただの風邪でさえ気が滅入るのに、それよりも高い熱が出て、味覚障害とかもあって、呼吸器にダメージも残ると聞いているので、相当苦しい病気なんだろうと思います。「適切な治療を受けて、一刻も早い快復をお祈りします」しか言えません。

わたし自身、在宅勤務を希望したのに却下され、4月~5月の緊急事態宣言下でも電車出勤を強制され、精神的にだいぶ参っています。勤務フロアの上の階からコロナ罹患者も出ました。同じエレベーターを、同じ電車を利用していたかもしれません。「わたしはコロナウイルスを100%持っていません!」と言い切れなくなった今、映画やカラオケを我慢しています。これは、「みんなのために我慢してあげてるのよ!」ではなく、わたし自身が望んで我慢していることです。

在宅勤務者に定期代出すくせに、満員電車を強要してる社員には「危険にさらしてごめんね」手当もマスク代の立替もしてくれない弊社人事部。セクハラもパワハラも放置するくせに女性が活躍する会社のマーク取得してて果てしなく意味わからん人事部。マスク代もバカになんないけど、今週から自腹切ろうと思います。これから8月・9月、どうなっていくか分かりませんが、弊社人事部が百合子に怒られる未来だけはマジで強く望んでいます。

 

まずは、充分な対策をとる。それでも罹ってしまうときはある。

その場合、出来るだけ被害を最小限に抑えるためにできることはやっていきたい。

ということを、申し訳ないけど、自他ともに気をつけたいですね。

考えが大きく変わったら更新・追記します。

 

よもぎのお題箱

よもぎにマシュマロを投げる | マシュマロ

言いたいことがあったらどうぞ☝

ワンピース 981話がめっちゃ面白かった(ネタバレ)

れす!

勢いに任せて久しぶりに長い文章を書こうと思います。

 

外出自粛が呼びかけられてすぐに、天下の集英社は人気漫画のいくつかをおよそ1か月ほど無料公開しました。4月、緊急事態宣言。5月の延長もあり、タイトルや公開範囲が変わる中、「ワンピース」は60巻(現在は61巻)の無料公開を約3ヵ月続けています。

ミーハーのわたしはすぐに60巻を読み切り、3日悩んだ末に61巻から95巻をジャンププラスで読みました。96巻は4月に紙媒体で買いました。コンビニで。

そんなわけで、Twitterではほぼワンピースの話しかしていない二次元オタクになっていました。テニミュのにわかオタクでもあるんですけどね。えへへ。

 

でも、ジャンプ本誌は買っていませんでした。紙はかさばるし、電子で読むぐらいなら数ヵ月待って単行本でいいやと思っていたので。ネタバレは平気なので、掲示板のまとめサイトなんかで感想を流し読みしていて、不便もしていませんでした。

最近むしゃくしゃすることが重なったので、300円もせずに摂取できる娯楽に手を出しました。数年ぶりにジャンプ本誌を買いました。それこそ、ハイキューの春高予選決勝(白鳥沢戦)ぶりですよ。ジャンプ本誌を買って、追いかけたのは。(アンケートはがきも出していた頃)(真面目か)

巻頭カラーのワンピースが面白いこと面白いこと…!!19ページとは思えないほどの情報量っていうかキャラの入り混じりかた!!

96巻のラストで、ルフィとローに加えてキャプテン・ユースタスキッドくんが鬼が島に乗り込んでいましたが、本誌のルフィとキッド(と●●)がめちゃくちゃ可愛くてオギャーーー!!ってなりました。

わたしの心の中にはバルトロメオが棲んでいるので、麦わらの一味が存在しているだけでハッピーになります!!吸い込まれるダーツ先輩とか、そんなダーツ先輩を見守るゼウスのご主人様とか、ゼウスの元ご主人様と遭遇してしまう化け物先輩とかが最高でした。ルフィとの恋愛シチュエーションゲームの予告にまでなった、リンリンちゃんがまさかのあの人とフラグを立てていたところで今週1週間笑っていこうと思いました。

来週は、鼻屋花屋ロボ屋とホネ屋と鮫屋が見たいです…尾田先生…!!

10巻くらい前に、「どうやって倒せばいいんだこの人たち…」と、シャボンディのくま以上に絶望したビッグマムの最強チルドレンが2回目の滝つぼドボンなのには笑いました。あの人たち、悪魔の実の能力者多くなかった?っていうかほとんどそうだよね?やばくない?さすがに最強チルドレンの溺死とかはつらいから、歴史が変わったあとに粛々とマム回収をしに来てください。ペロスペロー、めっちゃ良い顔するようになったアマス!!

陰謀が明らかになって、謎解き…もワクワクするけど、既存キャラクターがどんどん出てくるのが本当に楽しかったです。おたまちゃんって、ルフィとエースが兄弟って知ってたっけ??「今度来た時は、おたまが腹いっぱい食える国にする」という約束をエースは果たせなかったけど、エースの想いを継いだ弟が絶対果たすから!!きっと1番隊のパイナップルさんも、16番隊のワノ国出身の人も、エースの約束のことは知らないだろうけど…。エースが20年の人生で精いっぱい蒔いた種が、芽吹いて、立派に花開く時をわたしは紙面の向こうで待ってます。

 

久しぶりに「週刊誌連載を週刊誌で読む」ことの楽しさを味わったナイスな月曜日でした。ちゃんちゃん!

 

 

およそ1カ月ぶりのブログでーした!

ツイッターのホーム画面を見ると風船が飛んでいました。6月8日。これは3年前、2017年、今は亡き渋谷のアイアシアターで「錆色のアーマ」の幕が開いた記念すべき日付です。こんな状況じゃなければ、明日は「アーマ」続編の7公演目を迎えていたはずでしたね。。。ぴえん超えてぱおん。

プリッ